それから本当に様々なお仕事を一緒にしました。
こちらが懇意にしているクライアントのイベント、式典パンフレット、その他DVDのジャケット等、様々な撮影をお願い致しました。
松谷さんの撮影する写真に担当者含めて皆満足していて、あるクライアントは是非代表を撮影して欲しいと依頼をして頂きました。
撮影後、A4サイズ程度の大きさにプリントして、桐の箱に入れて直接代表に手渡しました。
自ら現像を行い、写真を入れる箱にまでこだわり、写真に対する愛が十分に感じられました。
常々松谷さんは写真は撮影して終わりではなく、必ずプリントして、自身の作品にするとか、撮影した方に渡すとか、必ず写真を何かしらカタチにすることにこだわっていたように思います。
例えば、松谷さんはいつも沢山のプリントした写真を持っていました。
毎週末行われるパーティーで出会った人々を撮影し、再会した時にいつでも渡せるよう準備をしていたからでした。
写真を渡すことによって、新しいつながりが生まれる…。
人々の出会いを大切にし、自らを『出会いのカメラマン』と名乗る松谷さんにとって、『出会い』は、自身の夢を叶えた大切な言葉であり、行動であり、習慣であり…一言では表現できないアイデンティティのようなものかもしれません。
あと、当然の事ながら松谷さんは好奇心旺盛です。
一緒に中国に行った時に、北京の屋台で売っているサソリの串焼きを面白がって食べていました。
この行動を伴った好奇心はクリエイティブを支えるひとつの重要なファクターだと思っています。
『写真愛』と『出会い』と『好奇心』…松谷さんを紹介する上で必要なキーワードですが、もちろんそれだけではありません。
その他のキーワードについては、追々こちらので紹介していきたいと思っています。
ご期待下さい。
つづく